とてもおいしかったシンプルな「草炒め」の話です。

中国で食べられている春野菜「草头」(草頭)。3月中旬ごろからスーパーに並び始めていました。

春野菜の話なのに、すっかりあげ損ねていました。

いかにも「摘んできました〜!」感が強いですが、初めて見る野菜(草?)だったので、とりあえず買ってみました。

草詰めました!って感じ。250g。

見た目は大きいクローバー、調べたらやはりクローバー(シロツメクサ)でした。

これってどこかで栽培してるのか、その辺に生えているのか、どっちなんでしょうね。

さてこの「草头の白酒炒め」というのが上海料理として有名らしく、ネットで調べて作っている日本の方もちらほら、また、中国版クックパッド”下厨房”にもたくさん載っていたのでやってみました。

これを作るために初めての白酒も購入!お安めのものを購入したので常飲用にはならないはずです。

ポイントとして、茎の部分を取り除いてから調理すると美味しいということで、せっかくならばとせっせと茎を取り続けました。最初は楽しかったのですが、なかなか減らない……これは結構疲れた……

これは結構疲れました(2回目)

こちらの草を、シンプルに炒めていきます。

フライパンに油を入れ熱し、草を炒める。その後白酒を加えて塩で味付けする。

手順は簡単だ、おっけーおっけー。

しかし事件が起こりました。

フライパンから発火したのです!予期せぬフランベ!

白酒ってアルコール度数50度くらいあって、いわゆる普段使っている料理酒と比べると度数がとても高いのでした。

しかも、強火でサッと炒めるというのがポイントということだったので強火でガンガンに熱せられたフライパンにアルコールを注いだものだから・・・

無事炎はおさまりましたが、当然、調理中の写真など撮れませんでした。出来上がったものがこちら!

草头の白酒炒め
青島ビールとともに

わぁ、おいしそうですね!あんなにあった草がこんなにコンパクトに。

お味の方は、いや〜、これはホント〜にうまい!おいしかった!!

草が美味しいのか、白酒の香りが美味しいのかわからないけれど、塩だけで本当に美味しいです。

ちなみに後日、茎を取らずに同じ方法で調理してみたのですが、やはり茎があると舌触りが悪く感じます。

他の具材とともに調理するのならば、そのままでも美味しくいただけるのかもしれませんが、草头のみのシンプルな調理の場合には面倒でもぜひ茎部分は取ってから作りたいところです。

また来年の春に作ります!これを読んだかたもぜひお試しください♪

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